6月21日から7月11日までの21日間、まん延防止等重点措置により感染対策に取り組んできました。その結果、新規陽性者数及び入院患者数は減少し、まん延防止等重点措置が解除されることになりましたが、東京オリンピック・パラリンピック競技大会も控えており、引き続き7月12日から8月11日までの31日間、県全域を「厳重警戒宣言」とし、感染防止対策への呼びかけを続けます。
臨時議会で組まれる補正予算は601億円となり、これで新型コロナウイルス感染症対策予算の累計額は、9,326億円となりました。厳重警戒の実施に伴い、営業時間を短縮する事業者に対し、愛知県感染防止対策協力金を交付することと、ヤングケアラーの県独自の実態調査を行うための予算が組まれました。それに伴い、福祉医療委員会、総務企画委員会、経済産業委員会も開催されました。
ヤングケアラーとは、年齢や成長の度合い以に見合わない重い責任や負担を負って、大人が担う家族の介護(障がい・病気・精神疾患のある保護者や祖父母への介護等)や世話をすることで、自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子どものことです。全国調査では実態がよくわかっていないので、その支援策を検討するために、愛知県独自で調査を行いうことになりました。
東京オリンピック開催まであと10日となりましたが、東京都周辺では新型コロナウイルス新規陽性者数の増加が収まりません。県内全域の全ての飲食店に対し、午後9時までの営業時間短縮の協力をお願いし、オール愛知一丸となって、新型コロナウイルス感染症を克服し、安心な日常生活と活力ある社会経済活動を取り戻すために頑張っていきましょう。(写真は2019年9月22日撮影)